障害があると不幸なの?

こんにちは、たぬきのユキチです♪ヽ(´▽`)/
今日は障害のあるお子さんを育てる方のために、こんなテーマで書いてみます。

題して「障害があると不幸なの?」

ユキチが知的障害のあるキララを育てている経験と、生活介護という障害者向けの通所事業所で働いた経験から書いていきます♪



現代日本では生活が保障される

まず最初に言いたいのは、今の日本社会では障害があっても路頭に迷うことはありません。
確かに障害者年金は安心できる額とは言えませんし、障害の程度によっては仕事ができない人も多いでしょう。「自分の死後、この子はどうなるんだろう?」と心を痛める親御さんは少なくないと思います。

でも、行政とつながりさえすれば、今の日本で路頭に迷うことはまずありません。
例え身寄りがなく、お金がなくても、生活保護を受けて、グループホームや施設入所をして暮らしている方はたくさんいます。ユキチもそういう方とたくさん関わりました。

人の幸せって、なんだと思いますか?
ユキチは「幸せ」って、状態じゃなくて「感情」を表す言葉じゃないかなぁ、と思います。だから幸せは、固定されるものじゃなくて、流れるものです。
さっき「幸せ」だと思っていたのに、今は不安でいっぱいとか。そんなものじゃないかなぁ。

だから、「嬉しいな」とか「楽しいな」とか「幸せだな」と思っている時間が長ければ、その人は「幸せな人」と言っていいと思っています☆

そして「幸せ」に大切なものが、「安心できる場所と人間関係」です。
グループホームや施設での生活は、自分で生活する一般的な人に比べれば自由度も低いし制限があります。でも安心できます。リラックスできます。制限がある中で、自分なりの楽しみを見つけることはできます。だから周りの人がちゃんと環境を整えてあげれば、障害があっても不幸になるとは限らないのです。


障害があると辛い目にあう?

「障害があるといじめられるんじゃないだろうか?」と心配する方も多いと思います。
でも断言します。子供は重い障害がある子をいじめません!
キララは小学校の時、地域の小学校に通いました。もちろん特別支援学級です。言葉もはっきり喋れない、運動も苦手なキララに対して、クラスのみんなは優しくしてくれました。運動会や学芸会の時は、どんな工夫をしたらキララも参加できるか、みんなで考えてくれました。あきらかな障害がある子を、子供はいじめません。

ではボーダーラインの子や、ひと目で分かりにくい発達障害の子はどうでしょうか?
これは、その場の土壌によると思います。いじめが起きやすい場ではターゲットにされる可能性はあるでしょう。でもそれは、「障害が原因」なのか「いじめが起きる環境」のせいなのか。という点を冷静に見た方がいいと思います。

大人になっても、会社の中にもいじめはあります(ハラスメントってやつですね)。
それらはハラスメントをする人の内面や、職場環境(ストレスが多く余裕がないなど)に原因があると思っています。

実は環境選びというのは、障害を持つ子供の親にとってとても大切な仕事です。自分から働きかけて環境を変えていくことが、障害を持つ子には難しいからです。
でもいい環境を選んであげられれば、障害があっても落ち着いて暮らすことはできます。
「障害=不幸」という図式は当てはまらないです。




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